みなさんこんにちは!イット@it_coach0412です!!
この記事を見てくださっている方で、こんな悩みはありませんか?
- 先生になったけど思ったより辛い
- 正直、心も体も限界です
- 初任で先生をやめるってどうなんだろう?
初任の先生は本当に大変な思いをされていることでしょう。僕自身も1年目で学級経営が思うようにいかず、周りの先生とも関係がぎくしゃくしておりました💦
今回は、悩みながらも頑張っている初任の先生に向けて、『教員を辞めたい気持ちが楽になるお話』というテーマでお話ししていきます✨
少しでも心が楽になれば嬉しいです!
- 辞めたいのは自分だけではないことが分かる!
- 自分のせいではないことが分かる!
- 辞めたいと思ったときに使える制度や考え方を知れる!
僕の教員人生を振り返ると、圧倒的に1年目がしんどかったと感じています。今だからこそサポートできる立場になって、若手の先生にお話しできることが増えました✨この記事では、悩みに寄り添いながら少しでも楽になれる内容をお伝えします!
また、僕が運営するオンラインコミュニティ『Lifeffull-ライフル-』では、人生をテーマにやりたいことを実現させて、人生を充実させる活動を行っています。興味がある方、無料で入会することができます。
辞めたくなるのは誰しもあり得る!?【体験談】
辞めたいと思うのは自分だけかな・・・
そんなことありません。僕がまさにそうでした。体験談をお伝えさせてください。
初任の頃、大卒上がりの僕は小学4年生の担任をもたせていただきました。
「念願の先生だ!!」
意気込んでいた僕は4月を過ぎるころ、違和感を覚えました。
「子どもたちが話を聞いてくれない気がする・・・?」
今思うと、何となく抱いた違和感がすでに黄色信号で、そこからクラスは崩れていくことに・・・
「今日はどんなトラブルが起きるだろう・・・」と不安を抱えながら、毎朝通勤をしていました。
そして、学期が終わるごとに、子どもたちの前で泣いていました。その涙は学期が終わってホッとしたのと、自分の不甲斐なさを悔やんだことを今でも忘れません。
僕の学校にすごく仕事のできる先輩教員がいらっしゃいますが、お話を聞いてみると「初任の頃は本当に辛かった・・・」と言っていました。
6年目になった今でも、「自分だけじゃないんだ」と知れただけで本当に心が救われてます。
周りの先生に聞いてみると、初任の頃が一番辛かったと答える先生は多いですよ。
教員を辞めたくなる3つの理由とは?
教員を辞めたくなる理由には、以上の3つがよく挙げられます。順番に見ていきましょう。
①長時間労働や異常な仕事量
まずは、長時間労働と異常な仕事量が辞めたくなる要因によく挙げられます。どちらも「仕事が終わらない」ということにつながるので、ストレスは募るばかり・・・
こちらの記事を見ると、公立学校教員の残業時間が1カ月当たり平均123時間であることが発表されました。
「過労死ライン」が月80時間なので、43時間もオーバーしていることになります!
123時間の残業は、以下のような働き方になります。
・平日→朝7時出勤、夜18時30分退勤、家で30分ほど仕事
・休日→家もしくは学校で4時間ほど仕事
実際に僕も小学校で働いていたときは、こんな生活を送っていました。休みがほしい気持ちがすごくありましたね。初任の頃は慣れない業務だらけなので、とにかく時間がかかるのが辛いですよね。
②子どもや先生同士の人間関係
次に、子どもや先生同士の人間関係がうまくいかず、辞めたくなることがあります。子どもとは6時間以上過ごすので、関係性の良し悪しは大きく影響すると言えます💦
初任者ですと学級経営も慣れていないので、学級をうまく運営していくのに相当な労力を費やします。実際、学級がうまくいかないと、一気に苦痛の時間になってしまうのでかなり辛いです。
また、先生同士の人間関係も大きく影響してきます💡特に一緒に学年を組んでいる先生との相性は大事です。
相性や組み合わせは選べないからどうしようもないですが・・・
こればかりは運としか言いようがありません。2年目以降は希望の学年や校務分掌を管理職に伝えられるのですが、初任者は選ぶ余地もないのでかわいそうであります。
③理想と現実が違いすぎる
最後に、理想と現実が違いすぎると感じてしまい、辞めたいと思うことがあります。日々の業務やストレスに追われて、自信を失ってしまうパターンです。
初任の先生は、周りの先生や保護者から「若くてエネルギッシュ」というイメージをもたれがちです。僕も初任の頃は、男ということもあり、元気な先生キャラを期待されていました。
しかし、徐々に余裕が無くなり、元気がない自分に劣等感をもつようになりました。
- なんで元気がないんだろう・・・
- 本当はエネルギッシュな先生でいたいのに・・・
- 子どもに申し訳ないな・・・
僕自身の体験談からも、理想の自分になれない現実を受け入れられず、辞めたいと思ってしまうことはかなりあるでしょう。
辞めたいと思ったときに知っておくとよい4つの情報
今すぐ教員を辞めたい・・・
そう思っている先生、ちょっと待ってください。知っておくとよい情報が4つあります!!
以下では活用できる制度や、知っておくとお得な情報を紹介します😊
①休暇が充実している
教員は公務員ですので、休暇などの福利厚生が充実しています✨
具体的にどんな制度があるの?
以下では、辞めたいと考える初任の先生向けの制度をまとめました!!
お勤めの自治体で判断が異なりますが、知っておいて損はないです!
すぐに辞めるにしてもその後の生活費や転職活動に不安がありますよね💦療養休暇や休職を活用して、準備をすすめるのも全然アリ!!
教員は子どもや保護者を相手にするので、自分自身の備えについての情報が入ってきません。なので、福利厚生についての情報も疎くなってしまいがちです💦
ちゃんと掛金を納めているので、ぜひ活用しましょう!
②教員不足のため一度転職しても、また学校に戻りやすい
教員不足のため、転職をして合わなければ、また学校に戻りやすいと言えます💡以下の記事によると、「全国の公立学校1897校で、2558人もの教員が不足している」という調査結果が、1月末に文部科学省から公表されました。
しかし、この調査は4月時点での不足数なので、僕の解釈としては実際はもっと多いのではないかと考えます。理由は、年度途中での離職者が出てくるからですね💡
教育現場は「来る者拒まず」状態です!実際に僕の勤めている自治体でも、臨時職員を募集しています💦
初任の先生はそもそも社会経験が浅いので、他の職業を経験することは将来的にメリットがあります。そして、若いからこそ転職しやすいと言えます!
転職をしてみて合わなければ、学校現場に戻るというのも可能です。
③非常勤講師へのキャリアチェンジ
学校現場に戻ってもまた辛い思いをしたくないな・・・
こんな不安がある方は、非常勤講師という働き方も検討してみてはいかがでしょう?
非常勤講師は給料こそ低いものの、時間面や精神面の余裕が生まれます!!
僕が勤めている自治体では非常勤講師で以下のような働き方ができます。
常勤講師 | 非常勤講師 | |
---|---|---|
仕事内容 | 市町村立学校教職員の代替補充として、臨時的に任用する常勤の職員のことです。 例えば、育児休業中や休職中の職員の補充職員として任用され、学級担任を持つこともあります。 | また、学級担任をすることはありません。 例えば、免許外教科担任を解消するために任用したり、妊娠している女性教員の代わりに体育の実技授業を行うために任用されます。 | 常勤講師(臨時的任用職員)とは違い、週当たりの勤務日数や勤務時間が定められており、
報酬等 | 本県の給与規定による | 1時間 2,870円または1,750円(種類により異なる) |
非常勤講師であれば学級担任をもたないので、授業のみに集中して仕事を行えます!学級担任の有無は時間面・精神面を大きく左右するポイントと言えます💡
時給も他のアルバイトと比べて高い水準ですね。
また、公立の非常勤講師であれば「会計年度任用職員」という任期付きの公務員の中でも、パートタイムですので、兼業が可能です!
ただし、自治体によっては週の労働時間を把握する関係で、「許可制」になっているところもあります。
兼業に関しては、お勤めする自治体の規約を必ず確認してみてくださいね!
非常勤講師と兼業を合わせて、収入源を確保するのもアリです!
④そもそも最初の職場で天職に巡り合える方が少ない
最後は、そもそも最初の職場で天職に巡り合える方が少ないについてです。
考えてみてください。あなたは今までいくつのアルバイトを経験してきましたか?
3つかな・・・
では、世の中に仕事はいくつあるでしょうか?
1万くらい?
独立行政法人 労働政策研究・研修機構によると、以下のように述べられています。
この台帳には27,637の職業名が載っている。次に、台帳に載っている職業名を対象にして、重複している職業名の整理や表記の統一などを行い、最終的に台帳に残った職業名の数は17,209である。
引用:職業名索引:第4回改訂厚生労働省編職業分類|労働政策研究・研修機構(JILPT)
ということで正解は、17209個です!
そんなにあるんだ!
教員というのは1/17209であり、天職と巡り合う確立としてもとても低いワケです💡
つまり、自分に合わないと思うのはしょうがないこと!
じゃあどうすればいいか?2つ紹介すると、
- 転職して1/17209を引き当てる
- 天職と思えるタイミングまで待つ
転職もおススメですが、人によって状況がさまざまです💦
さらに「今は」天職と思えていなくても、「辛い時期を乗り越えたら」天職と思えるかもしれません!そのときまで待ってみるのもアリ!!
そもそも最初の職場で天職に巡り合える方が少ない事実だけでも知っておくと、心が楽になります。
まとめ~初任の先生は本当によく頑張っている!~
いかがでしょうか?悩みながらも頑張っている初任の先生に向けて、『教員を辞めたい気持ちが楽になるお話』というテーマでお話ししました✨
教員を辞めたくなる3つの理由として、
- 長時間労働や異常な仕事量
- 子どもや先生同士の人間関係
- 理想と現実が違いすぎる
がありました。
実際、疲弊して辞めてしまう先生が本当に多いです。
辞めたいと思ったときに知っておくとよい4つの情報は、
- 休暇が充実している
- 教員不足のため一度転職しても、また学校に戻れる
- 非常勤講師へのキャリアチェンジ
- そもそも最初の職場で天職に巡り合える方が少ない
でしたね。
初任の先生は、子どもたちのために日々一生懸命向き合っていることでしょう。そんな未来ある先生たちが苦しんでいる姿を、見過ごすわけにはいきません。ぜひ、自分自身を見つけなおせる記事だったら嬉しいです。
僕が運営するオンラインコミュニティ『Lifeffull-ライフル-』では、人生をテーマにやりたいことを実現させて、人生を充実させる活動を行っています。興味がある方、無料で入会することができます。
このブログでは、「仕事もプライベートも最大限に充実させる」ためのメソッドをたくさん発信しておりますので、よろしければこれからも見ていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
コメント